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沼垂の奥の千代乃湯はスーパーマリオ1-4 [新潟人情公衆浴場]

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沼垂四つ角のその先、千代乃湯。




靴を下足箱に入れ、服を脱ごうとすると
番台のおばあさんに「ごゆっくりどうぞ」と言われる。
おばあさんはマスコットキャラみたいで、メガネのおばさんが実働部隊のようです。
ロッカーはたくさんあるものの、鍵がついているのが6個しかない(男湯)。
洗い場に入るまで、「ごゆっくりどうぞ」を数回言われます。


洗い場に入る時、おばあさんに「ウチはとくに熱いから、3つある浴槽の両側から入ってください」
というようなことを言われる。
蛇口は10組。
壁のオランダ風水車の絵やお城の絵が細かいタイルで描かれていて、(女湯は富士山ぽい)
まるでファミコンのドット絵のよう。
体を洗い終わり、左の薬湯ペパーミントに足を突っ込むとこれがまたアツい!
温度計の針は40度と45度のだいたい中間を示している。43度くらいか。
100まで数えている間にだんだん慣れてきて、数え終わる頃には達成感が。


体が慣れてきたところで右の超音波泡浴槽に入ると、さらにアッちぇ!
おいおいここは水中ステージではなく、灼熱地獄のボスステージじゃないか!
なんとか耐えるしかない。超熱湯を仕掛けるクッパ(店主=番台のおばあさん)を
やりすごせば、ピーチ姫(番台のおばあさん)が待っている。


なんとか右の深い浴槽に耐えて、浴槽のヘリに腰掛け、しばし休憩。
体中の熱を放熱するのに面積を広げるため、閉じていた股が自然と開きます。
休憩後、いよいよ真ん中の浅い超音波浴槽へ。
指先からしびれるように熱い。体中が熱さで血の巡りが良くなりすぎてカユい。
銭湯とは熱さとの戦闘なのだ。


そして、銭湯の熱さと比例して、入浴後の爽快感は高まるのだった。
肌はつるっつる、体はぽっかぽか。
これですよ、これが銭湯なんですよ。




女湯は、体を何度も洗う女性がいて、
妻もそれに倣って浴槽につかってはまた何度も体を洗ったそうです。
私が男湯がいかに熱かったかを伝えたら、
女湯は男湯に比べて熱くないかも、と申しておりました。




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2014年10月4日2014年10月11日 ブログトップ

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