ラファエル前派展(新潟)に行ってきたよ [人間様の動き]
新潟市美術館で、ラファエル前派展を見てきました。
入り口のこれだけは写真オッケーだそうです。
絵心も絵を理解する心もない私は、
とりあえず3つの発見をしよう、と思い、絵を見て回りました。
1、空の形がまっすぐではない
地平と空の間の線がまっすぐではない、ということです。木が一本立っていたりして。
室内を描いた絵だと、窓枠とかで途切れたり。
空があると、なんとなく救いがあるように思えます。
2、女性の裸の絵は、結構実用的だったのでは
解説を見ていると、裸の絵は高級家具と同じ扱いで、書斎に飾られていたとか。
日本の春画も近ごろもてはやされているので、
萌え絵なんかも300年後くらいには美術館に飾られていたりして。
3、スタッフがいい服着てそうな妙齢の女性ばかり
シックな色合いの落ち着いた服のおばさんが、じっと椅子に座っています。
何を考えているんだろう。今日の夕飯とかだろうな。
こういうところにルパンとか変質者が来た時に、対処できるんだろうか。
マッチョな警備員がいてもいいだろうと思いますが、それじゃ落ち着いて絵を見れないか。
黙って絵をじっと見たり解説を読んだり、
1時間以上頭の中で静かな時間を過ごします。
なんとなく、心が澄んだような気がしました。お寺に行くのと同じくらい。
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